すり替えられた果実の破片
痛みも苦しみもない『そこ』は本当に楽園なのですか？
製品情報
windows専用同人ゲーム
企画・シナリオ・スクリプト・その他もろもろ 館山緑
キャラクターデザイン・原画 ゆつき
主題歌制作 Trial & Error
主題歌 『カナリア』
作詞・歌手 kikyow
作曲 阪神総一(Trial & Error)
システム sakano（Biscrat）
ボイス 霧風隼（？？？役担当）
ジャンル 幽明心理ADV
対象年齢 15歳以上（性的な内容、恋愛ゲームではありません）
体験版は全年齢です。
開発 granat
2014年8月17日リリース
パッケージ版販売終了
ダウンロード価格 1500円
ダウンロード販売
BOOTH すり替えられた果実の破片
『すり替えられた果実の破片』オンライン説明書も無料でダウンロードできます。
すり替えられた果実の破片オンライン説明書
設定資料集兼攻略本『幽明心理ADV散策網羅案内4 すり替えられた果実の破片』も販売しています。
幽明心理ADV散策網羅案内4 すり替えられた果実の破片
序章
五歳になったら『カミサマ』が迎えにやってくる──そう言い聞かされて育ってきた岸未明の許に『カミサマ』は訪れることなく、六歳の誕生日を迎えた……迎えてしまった。
それから『カミサマ』が来ないまま、高校入学までずっと余生を送り続けてきた少女は、ある日突然、どことも知れぬ『海の町』へとやってくる。
文字すら認識できない、住民のいない町。
何故『そこ』に来たのかは解らない。
どうやって『そこ』に来たのかも解らない。
それでも、そこにはかつて、彼女にほんの少しだけ生きる気力を与えてくれた『怪異』が待っていた……。
出ることのできない『名も知らぬ海の町』で、延々と繰り返される三日間が、未明に何をもたらすのか。
「何故『カミサマ』は迎えに来なかった？」という声に出さぬ親族の問いから解放された少女がそれに思い至るのは、もう少し先のことだった。
キャラクター
主人公 岸未明
15歳。七守学園高校一年生。一族のみが知る謎の神を祀る家系に生まれ、五歳のうちに神様に捧げられる『未明様（一族にとって固有名詞ですらない）』として育てられるが、五歳を過ぎても神の訪れはなく、残りの人生を余生として過ごしている少女。たったひとつの『怪異』を見届けるために生きている。
身長169センチ。潔斎のために体を鍛えていたので運動神経がすごくいい。外で寝起きするのも平気。
胸は大きめだが、スレンダーな印象がある。声は両性的なアルト。一人称は私。
性格は典型的な一匹狼。人に何と思われても黙殺する。割と冷静。側にいる相手は人が思ってるよりは邪険にできない。
友達は一人もいないが、なし崩し的に入部させられ、部長にさせられた怪奇譚部の、もう一人の部員である智基やOB達とは比較的親しい。
全力ドロップアウト型優等生 佐上智基
七守学園高校一年生。15歳。中学の頃は良家の子女の通う深山学園に在籍していた如才ない印象の優等生だったが、ある理由で完全不登校になり、心配した親に無理やり七守を受験させられた少年。人を馬鹿にした言動のせいで、他の生徒から入学早々嫌われている。
身長174センチ。均整の取れた体つき。一人称は俺。声は低くていい声だが、神経質そう。入試では当たり前のように学年一位だった。
怪奇譚部の新入部員だが、入部動機は「ろくに活動もしてない部の、物置同然の部室なら心おきなく勉強できるから」という身も蓋もないもの。
未明や怪奇譚部に対しては、まともに部活動をするつもりこそないものの、居場所を提供してもらうために必要な気遣いするだけの誠意は持っている。
結果的に少女を生かした『怪異』 高崎春海
未明が五歳の頃に目撃した、既に死んでいるはずの少女。古めかしいセーラー服に三つ編みの姿。身長160センチ。一人称は私。
未明が生まれるよりもずっと前に亡くなっているらしい。享年17歳。瓜二つの姪がいたらしいが、彼女も行方不明となっている。
彼女が生前住んでいた家は未明の家から徒歩１分の場所にある。
怪奇譚部繋がりの怪談ライター 枇杷島ミチル
怪奇譚部OB達とは親しい間柄らしい新進気鋭（？）の怪談ライター。19歳。久尾に残っている石碑に関する調査のために、OGの三嶋鳥子づてに未明達に雑用を頼んでくる。
ゲーム序盤に未明と智基はミチルのメールアドレスを知ることになる。
身長170センチ。一人称はオレ。ミチルたんと呼んでほしがるが全員に却下されているらしい。
心やさしい怪奇譚部OG 三嶋鳥子
七守学園の卒業生で、一年生の頃に怪奇譚部が同好会だった頃に熾烈な攻防戦の末に引きずり込まれたOG。怪奇譚部随一のまともなメンバー。
18歳。身長157センチ。未明とは入学以前から知り合いで、入部を頼んだ。
学生時代には二週間に一度憧れの人が変わる浮ついた部分もあったが、現在は恋人がいるらしい。
消えたミュージシャン 海堂一基
十年前に突然失踪した智基の叔父。海の町の時間が『巻き戻る』時に流れた歌『カナリア』のボーカルでもあるが、失踪した後に彼の消息を知る者はいない。
失踪当時は21歳。深山学園大学部三年生。友人達と結成していたバンドにはメジャーデビューの話もあった。
名称不明 謎の少女
彼女の存在が何人もの過去と関わっている。海の町へ来た時点では未明も少女の存在を知らない。
正体不明 謎の黒衣
海の町に現れることになる黒衣。決して声を漏らすことがなく、ほとんど反応もない。生きているのかも判別できない。
舞台設定
久尾市
市町村合併により、久那村と折尾町が合併してできた新しい市。人口53000人程度。市役所は元折尾町役場だった建物を使用している。新興住宅街ができたことで人口が増えている。
私立七守学園高校
未明達が通う私立高校。創立43年のリベラルな校風が売りの高校。県庁所在地の納賀宮市には系列の大学がある。
いろいろ怪談も多く、専門誌に載ったこともたびたびある。
怪奇譚部
七守学園高校の部のひとつ。同好会時代の初代OBがごく一部で有名な怪談ライターだったこともあってか、三年前にろくに人数もいないのにごり押しで部に昇格した。
前年度に部員が全員卒業することになり、本来は廃部になる予定だったが、膨大な心霊写真の山と専門書の扱いに困った学校側が『資料整理のために』一年廃部を延期してくれたので、未だに部として登録されている。現在新入部員のみ2名。OBが熱心に新入部員を募集している。
ゲームの仕様
『すり替えられた果実の破片』では、まがりなりにも平穏な暮らしを分断され、海の町から出られなくなった未明が、終わらない三日間をどう終わらせるかが目的になります。
延々と巻き戻る三日間を繰り返す世界から、出逢った人々を脱出させてゲームを進行していきます。（親密度アップでキャラと恋愛関係になる要素はありません） その途中に知ることのできる海の町の謎、未明自身に近付く不穏な気配を知っていきます。
海の町で出逢う人達との関係や、彼らと情報を共有していくことが重要になります。彼らはそれぞれに海の町でどう行動しようとしているかも違います。脱出させる時にそれは大きく関わってきます。
ゲーム中の物語を読み進め、途中から選択できるようになるミチユキ画面から見たいイベントを選んで進行していきます。途中で出てくる選択肢も重要です。
windows専用同人ゲーム
企画・シナリオ・スクリプト・その他もろもろ 館山緑
キャラクターデザイン・原画 ゆつき
主題歌制作 Trial & Error
主題歌 『カナリア』
作詞・歌手 kikyow
作曲 阪神総一(Trial & Error)
システム sakano（Biscrat）
ボイス 霧風隼（？？？役担当）
ジャンル 幽明心理ADV
対象年齢 15歳以上（性的な内容、恋愛ゲームではありません）
体験版は全年齢です。
開発 granat
2014年8月17日リリース
パッケージ版販売終了
ダウンロード価格 1500円
ダウンロード販売
BOOTH すり替えられた果実の破片
『すり替えられた果実の破片』オンライン説明書も無料でダウンロードできます。
すり替えられた果実の破片オンライン説明書
設定資料集兼攻略本『幽明心理ADV散策網羅案内4 すり替えられた果実の破片』も販売しています。
幽明心理ADV散策網羅案内4 すり替えられた果実の破片
序章
五歳になったら『カミサマ』が迎えにやってくる──そう言い聞かされて育ってきた岸未明の許に『カミサマ』は訪れることなく、六歳の誕生日を迎えた……迎えてしまった。
それから『カミサマ』が来ないまま、高校入学までずっと余生を送り続けてきた少女は、ある日突然、どことも知れぬ『海の町』へとやってくる。
文字すら認識できない、住民のいない町。
何故『そこ』に来たのかは解らない。
どうやって『そこ』に来たのかも解らない。
それでも、そこにはかつて、彼女にほんの少しだけ生きる気力を与えてくれた『怪異』が待っていた……。
出ることのできない『名も知らぬ海の町』で、延々と繰り返される三日間が、未明に何をもたらすのか。
「何故『カミサマ』は迎えに来なかった？」という声に出さぬ親族の問いから解放された少女がそれに思い至るのは、もう少し先のことだった。
キャラクター
主人公 岸未明
15歳。七守学園高校一年生。一族のみが知る謎の神を祀る家系に生まれ、五歳のうちに神様に捧げられる『未明様（一族にとって固有名詞ですらない）』として育てられるが、五歳を過ぎても神の訪れはなく、残りの人生を余生として過ごしている少女。たったひとつの『怪異』を見届けるために生きている。
身長169センチ。潔斎のために体を鍛えていたので運動神経がすごくいい。外で寝起きするのも平気。
胸は大きめだが、スレンダーな印象がある。声は両性的なアルト。一人称は私。
性格は典型的な一匹狼。人に何と思われても黙殺する。割と冷静。側にいる相手は人が思ってるよりは邪険にできない。
友達は一人もいないが、なし崩し的に入部させられ、部長にさせられた怪奇譚部の、もう一人の部員である智基やOB達とは比較的親しい。
全力ドロップアウト型優等生 佐上智基
七守学園高校一年生。15歳。中学の頃は良家の子女の通う深山学園に在籍していた如才ない印象の優等生だったが、ある理由で完全不登校になり、心配した親に無理やり七守を受験させられた少年。人を馬鹿にした言動のせいで、他の生徒から入学早々嫌われている。
身長174センチ。均整の取れた体つき。一人称は俺。声は低くていい声だが、神経質そう。入試では当たり前のように学年一位だった。
怪奇譚部の新入部員だが、入部動機は「ろくに活動もしてない部の、物置同然の部室なら心おきなく勉強できるから」という身も蓋もないもの。
未明や怪奇譚部に対しては、まともに部活動をするつもりこそないものの、居場所を提供してもらうために必要な気遣いするだけの誠意は持っている。
結果的に少女を生かした『怪異』 高崎春海
未明が五歳の頃に目撃した、既に死んでいるはずの少女。古めかしいセーラー服に三つ編みの姿。身長160センチ。一人称は私。
未明が生まれるよりもずっと前に亡くなっているらしい。享年17歳。瓜二つの姪がいたらしいが、彼女も行方不明となっている。
彼女が生前住んでいた家は未明の家から徒歩１分の場所にある。
怪奇譚部繋がりの怪談ライター 枇杷島ミチル
怪奇譚部OB達とは親しい間柄らしい新進気鋭（？）の怪談ライター。19歳。久尾に残っている石碑に関する調査のために、OGの三嶋鳥子づてに未明達に雑用を頼んでくる。
ゲーム序盤に未明と智基はミチルのメールアドレスを知ることになる。
身長170センチ。一人称はオレ。ミチルたんと呼んでほしがるが全員に却下されているらしい。
心やさしい怪奇譚部OG 三嶋鳥子
七守学園の卒業生で、一年生の頃に怪奇譚部が同好会だった頃に熾烈な攻防戦の末に引きずり込まれたOG。怪奇譚部随一のまともなメンバー。
18歳。身長157センチ。未明とは入学以前から知り合いで、入部を頼んだ。
学生時代には二週間に一度憧れの人が変わる浮ついた部分もあったが、現在は恋人がいるらしい。
消えたミュージシャン 海堂一基
十年前に突然失踪した智基の叔父。海の町の時間が『巻き戻る』時に流れた歌『カナリア』のボーカルでもあるが、失踪した後に彼の消息を知る者はいない。
失踪当時は21歳。深山学園大学部三年生。友人達と結成していたバンドにはメジャーデビューの話もあった。
名称不明 謎の少女
彼女の存在が何人もの過去と関わっている。海の町へ来た時点では未明も少女の存在を知らない。
正体不明 謎の黒衣
海の町に現れることになる黒衣。決して声を漏らすことがなく、ほとんど反応もない。生きているのかも判別できない。
舞台設定
久尾市
市町村合併により、久那村と折尾町が合併してできた新しい市。人口53000人程度。市役所は元折尾町役場だった建物を使用している。新興住宅街ができたことで人口が増えている。
私立七守学園高校
未明達が通う私立高校。創立43年のリベラルな校風が売りの高校。県庁所在地の納賀宮市には系列の大学がある。
いろいろ怪談も多く、専門誌に載ったこともたびたびある。
怪奇譚部
七守学園高校の部のひとつ。同好会時代の初代OBがごく一部で有名な怪談ライターだったこともあってか、三年前にろくに人数もいないのにごり押しで部に昇格した。
前年度に部員が全員卒業することになり、本来は廃部になる予定だったが、膨大な心霊写真の山と専門書の扱いに困った学校側が『資料整理のために』一年廃部を延期してくれたので、未だに部として登録されている。現在新入部員のみ2名。OBが熱心に新入部員を募集している。
ゲームの仕様
『すり替えられた果実の破片』では、まがりなりにも平穏な暮らしを分断され、海の町から出られなくなった未明が、終わらない三日間をどう終わらせるかが目的になります。
延々と巻き戻る三日間を繰り返す世界から、出逢った人々を脱出させてゲームを進行していきます。（親密度アップでキャラと恋愛関係になる要素はありません） その途中に知ることのできる海の町の謎、未明自身に近付く不穏な気配を知っていきます。
海の町で出逢う人達との関係や、彼らと情報を共有していくことが重要になります。彼らはそれぞれに海の町でどう行動しようとしているかも違います。脱出させる時にそれは大きく関わってきます。
ゲーム中の物語を読み進め、途中から選択できるようになるミチユキ画面から見たいイベントを選んで進行していきます。途中で出てくる選択肢も重要です。